PLA
ポリ乳酸

カーボンニュートラルの実現が期待されるプラスチック

PLAってどんな素材?

3分20秒で紹介します

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PLA(ポリ乳酸)の概要と今後への期待

・PLAは植物を原料として作られるプラスチックで、ナフサ(石油)を原料とした他の熱可塑性プラスチックと同じように成形が可能です。
・原料となる植物が生育過程で吸収する二酸化炭素(CO2)が、最終的にPLAを焼却処理する際に発生するCO2を相殺します。
・環境中にいる微生物のはたらきにより、PLAは最終的に水とCO2に分解されます。
・PLAの普及とリサイクル技術、社会システムの発達により、石油に依存しないプラスチック資源循環の実現が期待されます。
・原料からペレットに至るまでの製造工程を見直すことにより、PLAの製造における発生CO2は、実質ゼロにできる可能性があります。

PLAの種類

PLA(ポリ乳酸)の原料である“乳酸”は、自然界ではほとんどが『L-乳酸』として存在していますが、L-乳酸の鏡像体である『D-乳酸』がわずかに(約4%)混在します。

PLAの中のD-乳酸の割合により、PLAとしての耐熱性・柔軟性・透明性などが変化するため、PLAメーカーは、D-乳酸の比率を制御し、用途や加工方法に適したいくつかのグレードを製造しています。

 

 

 

以下に、TotalEnergies Corbion社製PLA樹脂「Luminy®」の代表的な製品ラインナップを紹介します。

Luminy®は TotalEnergies Corbion社の登録商標です

フィルム向けグレード

押出成形に適した高粘度タイプ

Luminy® L175   Tダイ押出(フィルム・シート)向け、シート真空成形可

Luminy® LX575  Tダイ押出(フィルム・シート)向け

Luminy® LX175  Tダイ押出(フィルム・シート)向け、非晶質・高透明

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射出成型向けグレード

Luminy® L105   薄肉射出成型が可能な低粘度PLA

Luminy® L130   射出成型に適した中粘度PLA

どちらも金型温度設定により、非晶質/結晶質の成型品がつくれます。

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繊維向けグレード

繊維紡糸に適した低粘度~高粘度タイプ

Luminy® L105  メルトブローン不織布化に向く低粘度PLA

Luminy® L130  短繊維の他、長繊維化も可能な中粘度PLA

Luminy® L175  短繊維化に向く高粘度・耐熱PLA

Luminy® LX175 スパンボンド不織布化に向く高粘度PLA

Luminy® LX530 短繊維、不織布化が可能な中粘度PLA

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ホットメルト向けグレード

溶融接着に適した低融点タイプ

Luminy® LX975  ヒートシールフィルムに適した高粘度PLA

Luminy® LX930   ホットメルト接着剤に適した中粘度PLA

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結晶核剤用グレード

一般的なPLAは ”L-乳酸” を主体とするため ”PLLA” とも呼ばれるのに対して、L-乳酸の鏡像体である ”D-乳酸” を主体としたPLAは"PDLA" と呼ばれ、単体で使用するのではなく、PLAに結晶核として添加します。

PDLAを10%添加することにより、PLAの結晶化速度を約7倍に上げることができます。

Luminy® D120   中粘度PDLA

Luminy® D070   主に耐熱PLA用に使用される低粘度PDLA

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掲載協力:トタルエナジーズ・コービオン b.v 日本連絡事務所 金高武志 代表

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